ホームページ制作会社や外注先へ修正依頼を出したいのに、「言い方がきつくならないか」「何度も直してもらうのは申し訳ない」と悩んでいませんか。あなたの伝え方が悪いとは限りません。修正が進まない原因は、依頼内容の優先順位や完成イメージが共有されていないことにあります。
本記事では、修正依頼メールの例文を紹介しながら、相手を不快にさせず、希望する内容を具体的に伝える書き方を解説します。ホームページの文章、デザイン、画像、SEO対策など、事業主が制作会社へ相談するときにも使える形に整理しました。
修正依頼メールは、「感想」ではなく「対象・変更内容・理由・優先度・期限」を明記すると伝わりやすくなります。最初に感謝を伝え、具体的な修正案を示し、判断を相手に委ねる部分を残すことが、良好な関係を保つポイントです。
この記事でわかること
- 相手を不快にさせにくい修正依頼メールの基本構成
- ホームページの文章やデザインを直してもらう例文
- 曖昧な依頼や強い表現が失敗につながる理由
- 修正回数や納期をめぐるトラブルの防ぎ方
- 業者へ依頼する前に整理しておきたい情報
修正依頼メールは「具体性」と「配慮」を両立させる
修正依頼メールで大切なのは、相手への配慮だけではありません。制作担当者が迷わず作業できるほど具体的に書くことが、やり取りの回数と認識違いを減らします。
基本構成は5つに分ける
- お礼:対応してもらったことへの感謝を伝える
- 対象:どのページ、どの箇所かを示す
- 修正内容:何をどう変えたいかを書く
- 理由:なぜ変更したいのかを説明する
- 優先度・期限:急ぎか、いつまでに必要かを共有する
「なんとなく違う」「もっと見やすく」という表現だけでは、担当者が判断できません。「スマートフォンで読むと文章が長く感じるため、最初の段落を2文に分けたい」のように、状況と希望をセットで伝えましょう。
そのまま使える基本例文
件名:ホームページ修正のお願い(〇〇ページ)
〇〇様
いつもありがとうございます。先日ご共有いただいたページを確認しました。全体の構成が分かりやすく、丁寧にご対応いただきありがとうございます。
恐れ入りますが、以下の点について修正をご相談できますでしょうか。
・対象:トップページのサービス紹介部分
・修正内容:「初回相談無料」の文言を、見出しの下へ移動したいです
・理由:訪問者がサービス内容を読む前に、相談しやすい条件を確認できるようにしたいためです
可能な範囲でご対応いただけますと幸いです。追加費用や納期への影響がある場合は、事前にお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
ホームページの修正内容別に使えるメール例文
修正対象によって、伝えるべき情報は変わります。文章、デザイン、画像、機能のどこを直したいのかを明確にすると、担当者との認識がそろいやすくなります。
文章を修正してほしい場合
サービス説明の2段落目について、専門用語を減らし、初めて読む方にも伝わる表現へ変更したいです。対象読者は、ホームページ集客に詳しくない個人事業主です。「コンバージョン」という表現は「問い合わせや予約」へ置き換えられますでしょうか。
デザインやレイアウトを修正してほしい場合
スマートフォンで確認したところ、ボタンが本文の下に埋もれて見える印象でした。お問い合わせボタンを見出し直下へ移動し、本文との間にもう少し余白を入れたいです。可能であれば、現在のデザインを大きく変えずに調整する方法をご提案ください。
画像や掲載情報を修正してほしい場合
掲載画像を添付ファイルのものへ差し替えてください。現在の画像よりも実際の店舗の雰囲気が伝わりやすく、来店前の不安を減らせると考えています。画像の容量やサイズに問題があれば、お知らせください。
SEOや集客面の修正を相談したい場合
「福岡 ホームページ制作」で検索する方を想定し、サービスページの見出しと説明文を見直したいです。検索対策として変更したほうがよい箇所と、集客導線への影響を教えていただけますでしょうか。単にキーワードを追加するだけでなく、問い合わせにつながる構成も確認したいです。
SEOの修正は、文字を増やすだけでは十分とは限りません。検索する人の悩み、サービスの強み、問い合わせまでの流れがつながっているかを確認する必要があります。サービスページの文章設計については、検索されて問い合わせにつながるサービスページのSEO設計も参考になります。
修正依頼で起こりやすい失敗と避け方
修正依頼の失敗は、依頼者と制作側のどちらか一方だけが悪いとは限りません。情報不足のまま作業が始まると、双方が別の完成形を想像してしまいます。
「いい感じに」「おしゃれに」だけで依頼する
抽象的な言葉は、人によって意味が異なります。参考サイトのURL、好きな色、避けたい印象、優先したい要素を添えると、希望を共有しやすくなります。
デザインの要望を整理したい場合は、ホームページ制作でデザイン要望を伝える方法とNG例を確認してからメールを書くと、依頼内容を具体化できます。
一度のメールに変更点を詰め込みすぎる
修正点が多い場合は、内容を「必ず直したい」「できれば直したい」「相談したい」に分けます。すべてを同じ重要度で伝えると、担当者が優先順位を判断できません。
| 優先度 | 書き方の例 | 向いている内容 |
|---|---|---|
| 高 | 公開前に必ず修正したい | 誤字、料金、営業時間、リンク |
| 中 | 可能であれば今回調整したい | 余白、画像、文章の見せ方 |
| 相談 | よりよい方法があれば提案してほしい | SEO、導線、構成変更 |
契約条件や追加費用を確認しない
契約によっては、無料修正の回数、納品後の対応、追加作業の料金が定められています。修正を依頼する前に、契約書や見積書の範囲を確認しましょう。
大幅なページ構成の変更、新しい機能の追加、原稿の全面書き直しは、通常の微修正とは扱いが異なる場合があります。作業開始前に、追加料金と納期への影響を確認してください。
修正依頼をスムーズに進める事前準備
メールを書く前に、修正したい箇所を一覧にすると、伝達漏れを防げます。画面キャプチャに番号を付け、同じ番号を本文で説明する方法も有効です。
- ページ名とURLを確認する
- 修正箇所を画面キャプチャや見出しで示す
- 現状の問題と変更したい理由を整理する
- 希望する文言や画像があれば添付する
- 公開希望日と優先順位を伝える
- 追加費用や契約範囲を確認する
制作会社への依頼内容そのものを整理したい方は、ホームページ更新を依頼するときの修正・追加・SEO相談テンプレートも活用できます。初回の打ち合わせから要望を明確にしたい場合は、ホームページ制作前の打ち合わせ質問集も役立ちます。
修正依頼メールを送った後に確認すること
送信後は、すぐに作業を進めてもらうのではなく、依頼内容が正しく伝わったかを確認します。担当者から質問が来た場合は、追加説明を短く返し、最終的な対応範囲をそろえましょう。
返信で確認したいのは、主に次の4点です。
- 修正対象が合っているか
- 対応可能な内容か
- 追加費用が発生するか
- いつ頃までに反映されるか
修正後は、依頼した箇所だけでなく、スマートフォン表示、リンク、料金や営業時間なども確認します。公開後に誤情報が残ると、訪問者の不信感や問い合わせの取りこぼしにつながる可能性があります。
修正依頼メールについてよくある質問
修正依頼メールで謝りすぎる必要はありますか?
謝りすぎる必要はありません。修正は品質を高めるための通常の確認工程なので、「恐れ入りますが」「ご相談できますでしょうか」と丁寧に伝えれば十分です。
何度も修正を依頼すると嫌がられませんか?
契約範囲内で、理由と優先順位を明確に伝えれば、必ずしも嫌がられるわけではありません。小出しに依頼するより、確認できる修正点をまとめて共有したほうが効率的な場合もあります。
制作会社から修正できないと言われたらどうすればよいですか?
できない理由と代替案を確認してください。技術的な制限、契約範囲、納期、追加費用のどれが原因かによって、次の判断が変わります。必要なら目的を伝えたうえで、別の実現方法を提案してもらいましょう。
まとめ|修正依頼メールは目的と優先順位を具体的に伝える
修正依頼メールは、相手を責める文章ではなく、よりよい成果物を一緒につくるための共有資料です。感謝を伝えたうえで、対象、変更内容、理由、優先度、期限を整理すると、相手を不快にさせずに要望を伝えやすくなります。
- 「いい感じに」ではなく、対象と変更内容を具体的に書く
- 修正理由を伝え、目的を共有する
- 重要度と期限を分けて伝える
- 契約範囲、追加費用、納期を確認する
- SEO修正では、検索だけでなく問い合わせまでの導線を見る
集客できない原因は、依頼文の書き方だけでなく、ホームページの構成や導線にあることもあります。あなたの能力不足ではなく、課題を整理する順番が定まっていないだけかもしれません。
修正依頼だけでなく、ホームページ全体の集客導線を整理したい方へ
ホームページ集客支援の専門家│RIKUは、年間100社以上から相談を受けています。ホームページ、SEO、公式LINE、Googleマップなど、どこから見直すべきか分からない場合も、現在の状況と優先順位を一緒に整理します。
無料相談では、依頼を決めていない段階でもご相談いただけます。公式サイトで支援内容を確認し、自社に必要な改善から検討してください。
この記事の監修者

RIKU
PH Web Marketing/ホームページ集客支援の専門家
ホームページ制作、SEO対策、AI検索対策を通じて、個人事業主の集客を支援しています。検索で見つけてもらい、問い合わせにつながるホームページづくりを、制作から上位表示に向けた改善まで一貫して行っています。




